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ネパール評論

アフガン派兵,断固反対
10/20/2009 10:23:42 PM
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谷川昌幸(C)
自衛隊の扱いについては,以前にも書いたように,民主党の方が自民党よりもはるかに危険である。民主党は,朝日新聞などと共闘し,海外での「軍民協力」を積極的に推進するつもりなのだ。
 
事実,北沢防衛大臣は,昨日,自衛隊のアフガン派遣を示唆し,さらに今日,ゲーツ国防長官との会談でも,その可能性に言及した。
 
これは,オバマ政権の思うつぼだ。オバマ大統領は,核廃絶の理念を掲げつつ,通常兵器による覇権強化を図っている。しかもアメリカの犠牲は最小限にとどめる。それには,戦争のロボット化と諸外国の派兵増強が不可欠だ。したがって,オバマ政権としては,日本政府にも本格的な海外派兵を認めさせなければならないのである。
 
ゲーツ国防長官は,会見から想像するにかなり高圧的な人物で,今回の交渉でも日本側を相当脅したのではないかと思われる。アメリカ側からすれば,沖縄で多少譲歩し,インド洋上給油中止を受け入れたとしても,自衛隊をアフガンに派兵させることが出来れば,戦略的には大成功なのだ。民主党は,朝日新聞にそそのかされ「軍民協力」に傾いているので,こわもてゲーツ国防長官にちょっと凄まれたら,おそらく抵抗は出来ないだろう。
 
その点,自民党はさすが保守本流,自衛隊海外派兵については,慎重であった。インド洋上給油は,自衛隊アフガン派兵拒否のための免罪符だという自民党の言い分には,それなりの合理性がある。保守本来のずるがしこさ,大人の現実主義といってよい。
 
民主党には,そのような政治的深慮はない。「軍民協力」で名誉の戦死がでることへの怖れなどまったく感じられない。このままでは,社民党がいくら抵抗しても,ごまめの歯ぎしり,自衛隊はアフガンに進軍することになるだろう。
 
▼追加(2009.10.22)
岡田外相が,PKO5原則の見直しを外務省に指示した(朝日10/22)。5原則を緩和し,自衛隊派兵を促進するつもりだ。民主党は軍事的平和貢献をマニフェストでも謳っており,これは党是。自民党より恐ろしい。こんな党に参院選で勝利させてはならない。
 
■民主党マニフェスト
54 世界の平和と繁栄を実現する
○わが国の主体的判断と民主的統制の下、国連の平和維持活動(PKO)等に参加して平和の構築に向けた役割を果たす。
○海上輸送の安全確保と国際貢献のため、適正な手続きで海賊対処のための活動を実施する。
 
■PKO5原則(毎日10/21)
(1)停戦合意が成立
(2)紛争当事者が日本の参加に同意
(3)中立的立場を厳守
(4)基本方針が満たされない場合は撤収できる
(5)武器使用は命の防護のための必要最小限に限る
 
▼参考

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